2008.02.07 Thursday 20:17
[PC]古いPainterの“メモリ不足”解消のための覚書【パッチファイルバージョン3.0の場合】
古いPainterが、メモリ過剰のために「メモリが足りません」というエラーが出て起動しない……という症状を回避するためのパッチファイルの入手先(英語サイト)を、そのサイトの記述内容の日本語訳・解説と共に紹介した記事「古いPainterの“メモリ不足”解消のための覚書」には、今でも時々アクセスをいただいているようで、紹介した甲斐があったなぁと思ってます。
しかし最近、そのパッチファイルにどうやら新しいバージョンが出たようで、上記記事で紹介したページにも「こちらは古いバージョンです」という注意書きが付きました。
ということで、新バージョン(3.0)について、改めて同様の紹介をいたします!
3.0では、「Not enough memory(メモリが足りません)」のエラー以外に、「Tiles: Out of Tiles」というエラーや、64bit版OSでの利用にも対応したということなので、該当の方はこちらをご利用ください。
……旧バージョンのパッチファイルの案内は案内で、そのまま残しておきますので、利用したい方は、上記リンクより、旧バージョンの解説記事へどうぞ。
新バージョンのパッチファイル(ver3.0)の入手先は、この記事の一番下にあるURLです。
(リンク先が消えない事を祈ります(^^; )
リンク先は英語サイトなので、英語に不安な方のために、まず以下に、私(有谷まほろ)独自の解説・和訳を掲載しておきます。
------《2008年6月24日追記》-----------------------------
一旦「Tiles: Out of Tiles」のエラーが出てしまうと、Painterの使用に必要な「painter.set」というファイルが破損してしまうようです。
そのままでは、パッチファイルを導入しても「Painter.setが開けません」などのエラーが出て、起動しません。
「Tiles: Out of Tiles」のエラーが出た場合には、Painterを再インストールした後、まずこのパッチファイルを適用してから、Painterを起動してください。また、念のため事前に「Painter.set」のバックアップ(別のフォルダにコピー)をとっておく事をオススメします。バックアップがあれば、再インストールの手間を省くことが出来ます。
------《2009年2月1日追記》-----------------------------
未確認ながら、Shiftキーを押しながらPainterを起動することで、Painterのユーザー情報が初期化される、という情報がありました。これにより「Painter.set」の初期化なんかも可能らしいです。
……試してませんが(´・ω・`)
---------------------------------------------------------
------《2008年7月8日追記/2009年10月15日修正》-----------
パッチファイル適用でPainter等が起動するようになっても、タブレットの筆圧感知が効かない場合があるようです。もしPainter等で筆圧が効かない場合は、他のソフトで筆圧が効く(タブレット自体の故障ではない)ことを確かめた上で、タブレットドライバを再インストールしてみてください。
それでも問題が解消されない場合は、最新のタブレットドライバ、もしくは古いバージョンのタブレットドライバをダウンロードしてきて、インストールしてみてください。
どうやらタブレットドライバとの相性があるようです。
---------------------------------------------------------
【リンク先の英文解説】
※和訳部分に関しては、有谷まほろが独自に意訳しているもので、その内容の正確さを保証するものではありません。万が一問題が生じた場合でも責任は負えませんので、解説も含め、あくまでも参考的なものとして、あらかじめご了承ください。
また、該当ファイルの使用によって生じるいかなる問題にも責任を負いません。
※この記事の執筆後に、リンク先の英語サイトでも、より詳しいインストール手順が書き加えられました。
しかしその内容は、私(有谷まほろ)がここで独自に加えた解説と重複するところが多いので、そちらについては割愛させていただきます。
◆「Intro」…概要。このバージョン(3.0)では、「Tiles: Out of Tiles」というエラーや、64bit版OSでの利用にも対応したことが書かれています。
その後には「Tiles: Out of Tiles」エラーが起こる原因についての解説がなされています。
「メモリが足りません(Not enough memory)」というエラーが発生する原因については、以前のページを参照するように、とのことです。
◆「Download」…ダウンロード。“You can download the zip file here(ここからzipファイルをダウンロードできます)”のリンクをクリックする事で、問題解消に必要なファイルが入っているzipファイル(metacreations_x64_fix.zip)をダウンロードできます。
その下に書かれている文章は「もしこのファイルが役立って、有用だと感じていただけたならば、是非、PayPal(ペイパル)やクレジットカードを利用してのご寄付をお願いします。参考までに、寄付を下さる大体の方は、5〜10アメリカドル、4〜8ユーロ、700〜1400円をご寄付くださっています」という内容。
その下の3つのボタンは、各通貨別の寄付ボタン。
◆「Installation」…インストール手順。だいたい以下のような感じで書かれてます。
------ここから、手順書の意訳・解説----------------------------
インストール方法が、旧バージョンから変更されています。既に他の(バージョン3.0以外の)パッチファイルを適用している方は、「Upgrading(アップグレード)」の項目を読んでから、この項目を読み進めて下さい。
◇パッチファイルを適用したいプログラム(Painter等)がインストールされているフォルダを確認してください。該当フォルダを調べるには、エクスプローラー等で開いたスタートメニューフォルダ内にある、Painter等のショートカットを右クリックして、右クリックメニューから「プロパティ」を選択します。
以下のようなウィンドウが開くはずです
(※ウィンドウの表示例が画像で載っています)
「Start in(作業フォルダ)」に表示されているフォルダが、プログラムがインストールされているフォルダです。
(※有谷まほろ註:WindowsXPの場合、Painter等のショートカットは「Documents and Settings」→「All Users」→「スタートメニュー」→「プログラム」→「MetaCreations(Corel)」に収められるようです。たぶん。WindowsVistaの場合は私には分かりませんので悪しからず(^^; まぁ要は、Painter等のショートカットファイルならば、デスクトップなどに置いてあるものでも何でも良いんです)
◇ダウンロードしたZIPファイルを、インストールするフォルダ(上記で探したフォルダ)に解凍します。(もし旧バージョンのパッチファイルをインストールしていた場合、動作に必要なファイルである「intercept.dll」が、新しいバージョンのものに置き換えられます。)
さらにコマンドプロンプト(スタートメニューの「すべてのプログラム」→「アクセサリ」内、もしくは「ファイル名を指定して実行」で「cmd」と入力)で、このフォルダを開いてください。
(※有谷まほろ註:コマンドプロンプトでフォルダ移動をするには「cd」というコマンドを使います。「cd 移動したいフォルダの絶対パス(「ドライブ名から始まるフォルダの場所)」と入力してエンターキーを押すことで一発で移動できます。
例えば「C:¥Program Files¥Painter 5.5J」というフォルダに移動したい場合は、「cd C:¥Program Files¥Painter 5.5J」と入力してエンターキーを押すことで、該当のフォルダを開くことができます。
ただし「cd」コマンドは、ドライブ間の移動ができません。異なるドライブへ移動するには、「cd」コマンドを使う前にまず「移動先ドライブ名:」(Dドライブなら「D:」)と入力して作業ドライブを変更する必要があります。
なお、コマンドプロンプトへコピー&ペーストすることも可能なので、先ほどの手順にあった、ショートカットのプロパティの「作業フォルダ」に表示されていた「場所」をコピーして、コマンドプロンプトに貼り付けることで、簡単に入力できます)
「dir」(フォルダ内容の表示コマンド)を入力すると、PainterClassicがインストールされている場合ならば以下のように表示されます。
(※表示例が画像で表示されています)
◇パッチファイルを使用できる状態にするために、(コマンドプロンプト上で)以下のように入力します。
「PainterClassic」以外への適用の場合には、「PClassic.exe」の代わりに、先程ショートカットのプロパティを開いた際「リンク先」の欄に表示されていたEXEファイル名(※パッチファイルを適用したいプログラムのEXEファイル名)を入力してください。
fixit PClassic.exe
(最後にエンターキーを押すと入力完了)
(※実行した際の表示例が下に画像で表示されています)
もし、このパッチファイルの適用後にプログラムのアップグレードを行った際には、再度この手順を行う必要があります。
(※有谷まほろ註:Painter等のソフトをアップグレードしたりした場合、EXEファイルが再びパッチファイル適用前のものに置き換えられてしまうため、再度、適用させることが必要である……ということです)
◇これで、パッチファイルはインストールされました。正常にインストールされたかどうかテストをしましょう。コマンドプロンプト上でプログラム(EXEファイル名)を入力して実行するか、もしくはスタートメニューからプログラムを実行し、エラーが出ずに起動することを確かめます。
◇パッチファイルが正常に動作していない場合や、パッチファイルをアンインストールしたい場合は、(インストール時と同様、コマンドプロンプト上でインストールされているフォルダを開いて)以下のように入力します。
(※有谷まほろ註:インストール時と同様、「PainterClassic」以外への適用の場合には、「PClassic.exe」の代わりに、該当のEXEファイル名を入力してください。)
fixit /r PClassic.exe
(最後にエンターキーを押すと入力完了)
(※実行した際の表示例が下に画像で表示されています)
------手順書の意訳・解説、ここまで----------------------------
……インストール手順は以上です。
もし正常に動作せずに、最後の手順のアンインストールを行った場合は、再度インストールの手順を行うことになります。
◆「Upgrading from a previous fix」…旧バージョンからのアップグレードについて、以下のような感じで書かれてます(だいたいの意訳です)。
既に旧バージョンのパッチファイルを適用している場合は、今回の仕様が、以前の「New_PClassic.exe」というファイルのファイル名を変更して実行する方法から変更されていることに注意しなくてはなりません。今回提供する「fixit」という手法は、プログラムの元々のEXEファイルの内容を直接修正するものです。この仕様変更によって利用しやすくなっていればいいのですが……しかし、マイナス面もあります。それは、この今回のパッチファイルは、アップグレード等のたびにパッチファイルを適用しなおさなくてはならないことです(パッチファイルを使い続けなくてはならないというのは、あまり望ましくないことです……私が提供するパッチファイルは除いてですが)。それゆえ、今回のパッチファイルを適用したままでも、旧バージョンのパッチファイルから得られる“New_PClassic”のプログラムを使用することができるようになっています(※有谷まほろ註:実際に試してみましたが、新バージョンの「intercept.dll」に置き換えられた状態でも「New_PClassic.exe」は正常に働きました)。さらに、上記の手順書に目を通していただければお分かりのように、今回のパッチファイルの適用に関しては「New_PClassic.exe」というファイルは一切使用されることが無いので、このファイルをPainter等のプログラムフォルダに入れていても、全く差し支えはありません。
◆「Leave your comment」…コメントを書き残す。ここで書き込まれたコメントが、以下の「User Comments」に表示されています。
=====================================
以上をご参考の上、下記へアクセスしてください。
『"not enough memory" / "Out of Tiles" fix for Poser, Painter, ArtDabbler, Fontographer, ...』
http://dev.depeuter.org/metacreations_fix_30.php
しかし最近、そのパッチファイルにどうやら新しいバージョンが出たようで、上記記事で紹介したページにも「こちらは古いバージョンです」という注意書きが付きました。
ということで、新バージョン(3.0)について、改めて同様の紹介をいたします!
3.0では、「Not enough memory(メモリが足りません)」のエラー以外に、「Tiles: Out of Tiles」というエラーや、64bit版OSでの利用にも対応したということなので、該当の方はこちらをご利用ください。
……旧バージョンのパッチファイルの案内は案内で、そのまま残しておきますので、利用したい方は、上記リンクより、旧バージョンの解説記事へどうぞ。
新バージョンのパッチファイル(ver3.0)の入手先は、この記事の一番下にあるURLです。
(リンク先が消えない事を祈ります(^^; )
リンク先は英語サイトなので、英語に不安な方のために、まず以下に、私(有谷まほろ)独自の解説・和訳を掲載しておきます。
------《2008年6月24日追記》-----------------------------
一旦「Tiles: Out of Tiles」のエラーが出てしまうと、Painterの使用に必要な「painter.set」というファイルが破損してしまうようです。
そのままでは、パッチファイルを導入しても「Painter.setが開けません」などのエラーが出て、起動しません。
「Tiles: Out of Tiles」のエラーが出た場合には、Painterを再インストールした後、まずこのパッチファイルを適用してから、Painterを起動してください。また、念のため事前に「Painter.set」のバックアップ(別のフォルダにコピー)をとっておく事をオススメします。バックアップがあれば、再インストールの手間を省くことが出来ます。
------《2009年2月1日追記》-----------------------------
未確認ながら、Shiftキーを押しながらPainterを起動することで、Painterのユーザー情報が初期化される、という情報がありました。これにより「Painter.set」の初期化なんかも可能らしいです。
……試してませんが(´・ω・`)
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------《2008年7月8日追記/2009年10月15日修正》-----------
パッチファイル適用でPainter等が起動するようになっても、タブレットの筆圧感知が効かない場合があるようです。もしPainter等で筆圧が効かない場合は、他のソフトで筆圧が効く(タブレット自体の故障ではない)ことを確かめた上で、タブレットドライバを再インストールしてみてください。
それでも問題が解消されない場合は、最新のタブレットドライバ、もしくは古いバージョンのタブレットドライバをダウンロードしてきて、インストールしてみてください。
どうやらタブレットドライバとの相性があるようです。
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【リンク先の英文解説】
※和訳部分に関しては、有谷まほろが独自に意訳しているもので、その内容の正確さを保証するものではありません。万が一問題が生じた場合でも責任は負えませんので、解説も含め、あくまでも参考的なものとして、あらかじめご了承ください。
また、該当ファイルの使用によって生じるいかなる問題にも責任を負いません。
※この記事の執筆後に、リンク先の英語サイトでも、より詳しいインストール手順が書き加えられました。
しかしその内容は、私(有谷まほろ)がここで独自に加えた解説と重複するところが多いので、そちらについては割愛させていただきます。
◆「Intro」…概要。このバージョン(3.0)では、「Tiles: Out of Tiles」というエラーや、64bit版OSでの利用にも対応したことが書かれています。
その後には「Tiles: Out of Tiles」エラーが起こる原因についての解説がなされています。
「メモリが足りません(Not enough memory)」というエラーが発生する原因については、以前のページを参照するように、とのことです。
◆「Download」…ダウンロード。“You can download the zip file here(ここからzipファイルをダウンロードできます)”のリンクをクリックする事で、問題解消に必要なファイルが入っているzipファイル(metacreations_x64_fix.zip)をダウンロードできます。
その下に書かれている文章は「もしこのファイルが役立って、有用だと感じていただけたならば、是非、PayPal(ペイパル)やクレジットカードを利用してのご寄付をお願いします。参考までに、寄付を下さる大体の方は、5〜10アメリカドル、4〜8ユーロ、700〜1400円をご寄付くださっています」という内容。
その下の3つのボタンは、各通貨別の寄付ボタン。
◆「Installation」…インストール手順。だいたい以下のような感じで書かれてます。
------ここから、手順書の意訳・解説----------------------------
インストール方法が、旧バージョンから変更されています。既に他の(バージョン3.0以外の)パッチファイルを適用している方は、「Upgrading(アップグレード)」の項目を読んでから、この項目を読み進めて下さい。
◇パッチファイルを適用したいプログラム(Painter等)がインストールされているフォルダを確認してください。該当フォルダを調べるには、エクスプローラー等で開いたスタートメニューフォルダ内にある、Painter等のショートカットを右クリックして、右クリックメニューから「プロパティ」を選択します。
以下のようなウィンドウが開くはずです
(※ウィンドウの表示例が画像で載っています)
「Start in(作業フォルダ)」に表示されているフォルダが、プログラムがインストールされているフォルダです。
(※有谷まほろ註:WindowsXPの場合、Painter等のショートカットは「Documents and Settings」→「All Users」→「スタートメニュー」→「プログラム」→「MetaCreations(Corel)」に収められるようです。たぶん。WindowsVistaの場合は私には分かりませんので悪しからず(^^; まぁ要は、Painter等のショートカットファイルならば、デスクトップなどに置いてあるものでも何でも良いんです)
◇ダウンロードしたZIPファイルを、インストールするフォルダ(上記で探したフォルダ)に解凍します。(もし旧バージョンのパッチファイルをインストールしていた場合、動作に必要なファイルである「intercept.dll」が、新しいバージョンのものに置き換えられます。)
さらにコマンドプロンプト(スタートメニューの「すべてのプログラム」→「アクセサリ」内、もしくは「ファイル名を指定して実行」で「cmd」と入力)で、このフォルダを開いてください。
(※有谷まほろ註:コマンドプロンプトでフォルダ移動をするには「cd」というコマンドを使います。「cd 移動したいフォルダの絶対パス(「ドライブ名から始まるフォルダの場所)」と入力してエンターキーを押すことで一発で移動できます。
例えば「C:¥Program Files¥Painter 5.5J」というフォルダに移動したい場合は、「cd C:¥Program Files¥Painter 5.5J」と入力してエンターキーを押すことで、該当のフォルダを開くことができます。
ただし「cd」コマンドは、ドライブ間の移動ができません。異なるドライブへ移動するには、「cd」コマンドを使う前にまず「移動先ドライブ名:」(Dドライブなら「D:」)と入力して作業ドライブを変更する必要があります。
なお、コマンドプロンプトへコピー&ペーストすることも可能なので、先ほどの手順にあった、ショートカットのプロパティの「作業フォルダ」に表示されていた「場所」をコピーして、コマンドプロンプトに貼り付けることで、簡単に入力できます)
「dir」(フォルダ内容の表示コマンド)を入力すると、PainterClassicがインストールされている場合ならば以下のように表示されます。
(※表示例が画像で表示されています)
◇パッチファイルを使用できる状態にするために、(コマンドプロンプト上で)以下のように入力します。
「PainterClassic」以外への適用の場合には、「PClassic.exe」の代わりに、先程ショートカットのプロパティを開いた際「リンク先」の欄に表示されていたEXEファイル名(※パッチファイルを適用したいプログラムのEXEファイル名)を入力してください。
fixit PClassic.exe
(最後にエンターキーを押すと入力完了)
(※実行した際の表示例が下に画像で表示されています)
もし、このパッチファイルの適用後にプログラムのアップグレードを行った際には、再度この手順を行う必要があります。
(※有谷まほろ註:Painter等のソフトをアップグレードしたりした場合、EXEファイルが再びパッチファイル適用前のものに置き換えられてしまうため、再度、適用させることが必要である……ということです)
◇これで、パッチファイルはインストールされました。正常にインストールされたかどうかテストをしましょう。コマンドプロンプト上でプログラム(EXEファイル名)を入力して実行するか、もしくはスタートメニューからプログラムを実行し、エラーが出ずに起動することを確かめます。
◇パッチファイルが正常に動作していない場合や、パッチファイルをアンインストールしたい場合は、(インストール時と同様、コマンドプロンプト上でインストールされているフォルダを開いて)以下のように入力します。
(※有谷まほろ註:インストール時と同様、「PainterClassic」以外への適用の場合には、「PClassic.exe」の代わりに、該当のEXEファイル名を入力してください。)
fixit /r PClassic.exe
(最後にエンターキーを押すと入力完了)
(※実行した際の表示例が下に画像で表示されています)
------手順書の意訳・解説、ここまで----------------------------
……インストール手順は以上です。
もし正常に動作せずに、最後の手順のアンインストールを行った場合は、再度インストールの手順を行うことになります。
◆「Upgrading from a previous fix」…旧バージョンからのアップグレードについて、以下のような感じで書かれてます(だいたいの意訳です)。
既に旧バージョンのパッチファイルを適用している場合は、今回の仕様が、以前の「New_PClassic.exe」というファイルのファイル名を変更して実行する方法から変更されていることに注意しなくてはなりません。今回提供する「fixit」という手法は、プログラムの元々のEXEファイルの内容を直接修正するものです。この仕様変更によって利用しやすくなっていればいいのですが……しかし、マイナス面もあります。それは、この今回のパッチファイルは、アップグレード等のたびにパッチファイルを適用しなおさなくてはならないことです(パッチファイルを使い続けなくてはならないというのは、あまり望ましくないことです……私が提供するパッチファイルは除いてですが)。それゆえ、今回のパッチファイルを適用したままでも、旧バージョンのパッチファイルから得られる“New_PClassic”のプログラムを使用することができるようになっています(※有谷まほろ註:実際に試してみましたが、新バージョンの「intercept.dll」に置き換えられた状態でも「New_PClassic.exe」は正常に働きました)。さらに、上記の手順書に目を通していただければお分かりのように、今回のパッチファイルの適用に関しては「New_PClassic.exe」というファイルは一切使用されることが無いので、このファイルをPainter等のプログラムフォルダに入れていても、全く差し支えはありません。
◆「Leave your comment」…コメントを書き残す。ここで書き込まれたコメントが、以下の「User Comments」に表示されています。
=====================================
以上をご参考の上、下記へアクセスしてください。
『"not enough memory" / "Out of Tiles" fix for Poser, Painter, ArtDabbler, Fontographer, ...』
http://dev.depeuter.org/metacreations_fix_30.php
エラーはTiles:out of tilesと表示され、ペインターが起動せず、ブログの通りにやりましたが、「PAINTER.SETが開けません」とコマンドプロントに出て、起動してみても正常に起動しません。どうか教えていただけないでしょうか。