2007.09.20 Thursday 19:50
[My本棚]ひとまず全体と『徒然草』
「ほぼ日刊イトイ新聞」で、「あのひとの本棚。」っていう、いろんな有名人がオススメの本を5冊ずつ(1日1冊)紹介していくコーナーがあるんですが、それを読んでいて、以前に、mixiの某マイミクさんの日記で、その人の家の本棚を紹介してたことがあって、それが意外と面白かったのを思い出しました。
そのうち自分でもやろうと思ってたんですが、ほぼ日の記事で、それを改めて思い出したわけです。
ということで、シリーズ化して気ままにやっていこうかなと(^-^;
初回なので、まずは全体像を……とはいえ、結構いろんな本を持っていて、本棚がいろいろあるので、文庫本コーナーに、まずは焦点をしぼります。
↑クリックしていただくと大きいサイズで見られます。
※スライド本棚を使ってるので、手前のスライド棚が奥の文庫本の棚を半分隠しちゃってますから、半分ずつ撮影して、くっつけた写真です。
中学生時代からいろいろ買い集めた文庫本は、今で言うところのライトノベル方面の本や、テーブルトークRPGの関連書籍がほとんど。
既に絶版になっているであろう本が大半を占めます。
この中から不定期的に、1冊(もしくは1シリーズ)ずつ取り上げてオススメや思い入れを書いていこうかなと思っているわけです。
さて、今回はここに今日加わる事になった……つまり、今日買ってきた本。
『徒然草』を2冊紹介。
まずはこちら。
徒然草 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)
角川書店
初心者用に、有名な段(エピソード)を選び、その現代語訳と原文を併記して、さらに図版も交えた解説文も掲載されているという内容。
徒然草の世界を身近に感じながら理解できるような1冊ではないかということで選んで買ってきました。
そしてもう一冊。
新訂 徒然草 (岩波文庫)
吉田 兼好, 西尾 実, 安良岡 康作
1冊目とは異なり、こちらは資料的意味合いが強い本。
現存している徒然草の原文(写本)数冊を、その内容の違いなども踏まえながら、活字に起こしてある本です。
語句解説こそあるものの、現代語訳はありません。
こちらは、第243段までの全文が掲載されています。
☆ ----- ☆ ----- ☆
学生時代に、古文の教材としてほとんどの方が触れてきたであろう『徒然草』。
勉強だ……と思って読むと憂鬱になりがちですが、純粋にその内容に触れて読み解くと、実はとっても魅力的な内容なのではないかと思うわけです。
自然や人間、世相を鋭く観察し、その本質を突く……現代にも通じる考え方を、鎌倉時代に既に書き残していた兼好には、共感するところも多く、読み解きが多少ややこしい古文とはいえ、その垣根を越えて、文章に引き込まれていってしまうのです(^-^)
このブログのタイトル『悠々徒然』は、もちろんこの『徒然草』からいただいたもの。
『徒然草』序段の、有名な文章をもじったリード文章からもお分かりいただけるでしょう。
『徒然草』の内容って、こういう現代のブログに書くような文章の内容に通じる部分があるなぁということで付けたタイトルなのです。
そのうち自分でもやろうと思ってたんですが、ほぼ日の記事で、それを改めて思い出したわけです。
ということで、シリーズ化して気ままにやっていこうかなと(^-^;
初回なので、まずは全体像を……とはいえ、結構いろんな本を持っていて、本棚がいろいろあるので、文庫本コーナーに、まずは焦点をしぼります。
↑クリックしていただくと大きいサイズで見られます。
※スライド本棚を使ってるので、手前のスライド棚が奥の文庫本の棚を半分隠しちゃってますから、半分ずつ撮影して、くっつけた写真です。
中学生時代からいろいろ買い集めた文庫本は、今で言うところのライトノベル方面の本や、テーブルトークRPGの関連書籍がほとんど。
既に絶版になっているであろう本が大半を占めます。
この中から不定期的に、1冊(もしくは1シリーズ)ずつ取り上げてオススメや思い入れを書いていこうかなと思っているわけです。
さて、今回はここに今日加わる事になった……つまり、今日買ってきた本。
『徒然草』を2冊紹介。
まずはこちら。
徒然草 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)
角川書店
初心者用に、有名な段(エピソード)を選び、その現代語訳と原文を併記して、さらに図版も交えた解説文も掲載されているという内容。
徒然草の世界を身近に感じながら理解できるような1冊ではないかということで選んで買ってきました。
そしてもう一冊。
新訂 徒然草 (岩波文庫)
吉田 兼好, 西尾 実, 安良岡 康作
1冊目とは異なり、こちらは資料的意味合いが強い本。
現存している徒然草の原文(写本)数冊を、その内容の違いなども踏まえながら、活字に起こしてある本です。
語句解説こそあるものの、現代語訳はありません。
こちらは、第243段までの全文が掲載されています。
☆ ----- ☆ ----- ☆
学生時代に、古文の教材としてほとんどの方が触れてきたであろう『徒然草』。
勉強だ……と思って読むと憂鬱になりがちですが、純粋にその内容に触れて読み解くと、実はとっても魅力的な内容なのではないかと思うわけです。
自然や人間、世相を鋭く観察し、その本質を突く……現代にも通じる考え方を、鎌倉時代に既に書き残していた兼好には、共感するところも多く、読み解きが多少ややこしい古文とはいえ、その垣根を越えて、文章に引き込まれていってしまうのです(^-^)
このブログのタイトル『悠々徒然』は、もちろんこの『徒然草』からいただいたもの。
『徒然草』序段の、有名な文章をもじったリード文章からもお分かりいただけるでしょう。
『徒然草』の内容って、こういう現代のブログに書くような文章の内容に通じる部分があるなぁということで付けたタイトルなのです。
うちもスライド本棚です。でなきゃ収納しきれません。
ホームセンター(ホーマックってそちらにもありますか?)に、押入れの中に収納できるサイズのキャスターつきスライド本棚があるんですが、引越しを機に欲しいです。
本の重みですぐ歪みそうですが……