2007.11.08 Thursday 20:07
[My本棚]女の子だってRPGしたいんだもん!
「My本棚」第3回はこんな本。
『女の子だってRPGしたいんだもん!』
富士見ドラゴンブック
発行:富士見書房
編:冒険企画局
1995年6月30日発行
様々な女性TRPG(テーブルトークRPG)プレイヤーが、女性の視点からのTRPGとの接し方などあれこれを書き綴った一冊。
TRPGを知ってもらってはじめるところから、プレイの雰囲気作り、様々なプレイスタイルなどなど、男性プレイヤーが多いといわれるTRPGの世界にあっての、女性ならではの楽しみ方や苦労話、アドバイスなどが、それぞれの章の著者の視点から書かれている本です。
……いや、アンタは男の子だから……(`・ω・´)
そんなツッコミも聞こえてきそうですが、まぁそう言わずに。
結構いろいろ興味深い内容なんですよー。
で、この本で私が、特に一番お世話になっている箇所があります。
それは「ホームパーティ感覚で」という章。
仲間を招くところからオシャレなプレイ雰囲気作りに凝って楽しもう……というコンセプトの章ですが、この中で紹介されている“パーティレシピ”。
そう。パーティならば、やはり美味しい料理やデザートがあってしかるべき……ということで、いくつかのレシピが紹介されているんですよ!
その中でも特に私のお気に入りが「チーズケーキ」のレシピ。……チーズケーキはチーズケーキでも、ゼラチンで固める“レアチーズケーキ”です!!
こう見えてもお菓子作りが大好きな私は、もう何度もこのレシピで実際に作ってるんですよ(^-^)
結構本格的な、どこかのオシャレなお店に出てきそうな感じの美味しいレアチーズケーキで、かなりのお気に入りです。
自分作って食べるのはもちろん、バレンタインデーやホワイトデーなどに作って、職場や友人・知人にふるまったりもするんです(≧∀≦)
……え?
バレンタインデーは女性から男性へ贈るものじゃないかって??
いやいや、それはあくまでも日本で始まった風習。
チョコレートにこだわるのは日本だけだ……という話は有名ですが、それだけではなく、元々欧米諸国では、男女関係無くプレゼントを贈りあって愛を確かめ合う日なのですよ。
日本では、バレンタインデーを女性から男性への一方通行にしちゃったもんだから、男性から女性へお返しをするために、“ホワイトデー”なんていう日が新たに出来ちゃったわけです(ホワイトデーは日本生まれなのですよ)。
……まぁ、いずれにしても私はそういう風習に縛られないタイプの人間で。
時には風習に便乗したりもしますが、基本的には、特に何でもない日でも気が向いた時に、自分なりのやり方で様々な“もてなし”やプレゼントをします。
“風習だから”という理屈は大キライなので、バレンタインデーなどのような日でも、決してそんな風習にそのまま従ったりはしません。
その日に込められた本来の意味を考えて、自分が相手のためを考えて、自分のやり方で、自分に出来る最大級の心からの贈り物をするというのが、私のポリシー。
型にはまるだけの形式的なセレモニーって、どんなに目出度いことであっても、もちろんその逆でも、心がこもらないし、かえって失礼な事だなぁと……型にはまることを要求する方も、型に乗っかっていれば良いと思う方も、失礼に感じるわけですよ。
少なくとも私はそう思うので、自分に対してそうされることは拒みますし、他人に対してそうする事もありません(`・ω・´)
古くからの神仏を崇めるような、現在でもその精神を色濃く残すような……参加者もその精神を意識しているような式典なら良いですが、誰が始めたかも知れない、いわれも精神も何も無い単なる形式的な風習や式典には、いっさい従わないし参加しない主義を通しております。
形式化は、そこに本来込められるはすの心を失う第一歩。
形式化によってあらゆる物事は、元々その形式に込められていた本来の意味を見失い、ただ手順としての形式を辿って満足するだけの、浅く薄っぺらなモノになってしまうのです。
それは現在にすっかり形式化して根付いてしまっている冠婚葬祭の風習や、芸道武道の作法などを見るにつけ明らか。
形式化したモノに、それ以上の発展はありません。
形式化は更なる新たな形式化を招くだけで、そうやって新しく作られた形式でも、さも古くからのものであるかのような錯覚に陥って、形式を辿る事に一生懸命になるのです。
そこに込められた精神を失ってしまっているのですから、発展のしようもありません。
形式に込められていた本来の意味に気付いた時に、形式化から脱し、さらに発展することが出来るようになるのです。
たとえば宗教の歴史でも、俳句の歴史でも、とにかく何に関してでも、人類が繰り返してきた歴史が、形式を辿るだけでは本来の精神に立つことが出来ないという事を証明しています。
同時に、形式化から脱して、新たな道を切り開いた事業や人物が、優れた功績として現代にまで語り継がれているのです。
……ただ残念な事に、人類はその新たな優れた功績さえも、すぐに形式化してしまうのです。これもまた、歴史が語る真実。
それは、精神を理解できない者が、形式を辿る事によってその精神を理解しようとするからでもあり、また、精神を理解しようとしない者が、形式を辿るだけで満足してしまうからでもあります。
私自身の言葉ですが、「どうしていれば良いのかではなく、どうするのが良いのかを考えろ」という言葉を、時々あちらこちらで機会がある度に言っています……微妙な違いですが、大きな違いです。
そして、かの松尾芭蕉も、こう言っています。
「古人の跡をもとめず、古人のもとめたる所をもとめよ」……と。
……閑話休題(^^;
ホント美味しいレアチーズケーキなので、お菓子作りの好きな方は、是非参考にしてみてくださいね(^-^)
……とはいっても、この本は絶版になってると思われるので、まずこの本に出会えるかどうか(@@;
もしこの本を持ってたりして、まだ実際に作った事が無いっていう、お菓子を作るのも食べるのも大好きな人は、是非挑戦してみてくださいな(≧∀≦)
『女の子だってRPGしたいんだもん!』
富士見ドラゴンブック
発行:富士見書房
編:冒険企画局
1995年6月30日発行
様々な女性TRPG(テーブルトークRPG)プレイヤーが、女性の視点からのTRPGとの接し方などあれこれを書き綴った一冊。
TRPGを知ってもらってはじめるところから、プレイの雰囲気作り、様々なプレイスタイルなどなど、男性プレイヤーが多いといわれるTRPGの世界にあっての、女性ならではの楽しみ方や苦労話、アドバイスなどが、それぞれの章の著者の視点から書かれている本です。
……いや、アンタは男の子だから……(`・ω・´)
そんなツッコミも聞こえてきそうですが、まぁそう言わずに。
結構いろいろ興味深い内容なんですよー。
で、この本で私が、特に一番お世話になっている箇所があります。
それは「ホームパーティ感覚で」という章。
仲間を招くところからオシャレなプレイ雰囲気作りに凝って楽しもう……というコンセプトの章ですが、この中で紹介されている“パーティレシピ”。
そう。パーティならば、やはり美味しい料理やデザートがあってしかるべき……ということで、いくつかのレシピが紹介されているんですよ!
その中でも特に私のお気に入りが「チーズケーキ」のレシピ。……チーズケーキはチーズケーキでも、ゼラチンで固める“レアチーズケーキ”です!!
こう見えてもお菓子作りが大好きな私は、もう何度もこのレシピで実際に作ってるんですよ(^-^)
結構本格的な、どこかのオシャレなお店に出てきそうな感じの美味しいレアチーズケーキで、かなりのお気に入りです。
自分作って食べるのはもちろん、バレンタインデーやホワイトデーなどに作って、職場や友人・知人にふるまったりもするんです(≧∀≦)
……え?
バレンタインデーは女性から男性へ贈るものじゃないかって??
いやいや、それはあくまでも日本で始まった風習。
チョコレートにこだわるのは日本だけだ……という話は有名ですが、それだけではなく、元々欧米諸国では、男女関係無くプレゼントを贈りあって愛を確かめ合う日なのですよ。
日本では、バレンタインデーを女性から男性への一方通行にしちゃったもんだから、男性から女性へお返しをするために、“ホワイトデー”なんていう日が新たに出来ちゃったわけです(ホワイトデーは日本生まれなのですよ)。
……まぁ、いずれにしても私はそういう風習に縛られないタイプの人間で。
時には風習に便乗したりもしますが、基本的には、特に何でもない日でも気が向いた時に、自分なりのやり方で様々な“もてなし”やプレゼントをします。
“風習だから”という理屈は大キライなので、バレンタインデーなどのような日でも、決してそんな風習にそのまま従ったりはしません。
その日に込められた本来の意味を考えて、自分が相手のためを考えて、自分のやり方で、自分に出来る最大級の心からの贈り物をするというのが、私のポリシー。
型にはまるだけの形式的なセレモニーって、どんなに目出度いことであっても、もちろんその逆でも、心がこもらないし、かえって失礼な事だなぁと……型にはまることを要求する方も、型に乗っかっていれば良いと思う方も、失礼に感じるわけですよ。
少なくとも私はそう思うので、自分に対してそうされることは拒みますし、他人に対してそうする事もありません(`・ω・´)
古くからの神仏を崇めるような、現在でもその精神を色濃く残すような……参加者もその精神を意識しているような式典なら良いですが、誰が始めたかも知れない、いわれも精神も何も無い単なる形式的な風習や式典には、いっさい従わないし参加しない主義を通しております。
形式化は、そこに本来込められるはすの心を失う第一歩。
形式化によってあらゆる物事は、元々その形式に込められていた本来の意味を見失い、ただ手順としての形式を辿って満足するだけの、浅く薄っぺらなモノになってしまうのです。
それは現在にすっかり形式化して根付いてしまっている冠婚葬祭の風習や、芸道武道の作法などを見るにつけ明らか。
形式化したモノに、それ以上の発展はありません。
形式化は更なる新たな形式化を招くだけで、そうやって新しく作られた形式でも、さも古くからのものであるかのような錯覚に陥って、形式を辿る事に一生懸命になるのです。
そこに込められた精神を失ってしまっているのですから、発展のしようもありません。
形式に込められていた本来の意味に気付いた時に、形式化から脱し、さらに発展することが出来るようになるのです。
たとえば宗教の歴史でも、俳句の歴史でも、とにかく何に関してでも、人類が繰り返してきた歴史が、形式を辿るだけでは本来の精神に立つことが出来ないという事を証明しています。
同時に、形式化から脱して、新たな道を切り開いた事業や人物が、優れた功績として現代にまで語り継がれているのです。
……ただ残念な事に、人類はその新たな優れた功績さえも、すぐに形式化してしまうのです。これもまた、歴史が語る真実。
それは、精神を理解できない者が、形式を辿る事によってその精神を理解しようとするからでもあり、また、精神を理解しようとしない者が、形式を辿るだけで満足してしまうからでもあります。
私自身の言葉ですが、「どうしていれば良いのかではなく、どうするのが良いのかを考えろ」という言葉を、時々あちらこちらで機会がある度に言っています……微妙な違いですが、大きな違いです。
そして、かの松尾芭蕉も、こう言っています。
「古人の跡をもとめず、古人のもとめたる所をもとめよ」……と。
……閑話休題(^^;
ホント美味しいレアチーズケーキなので、お菓子作りの好きな方は、是非参考にしてみてくださいね(^-^)
……とはいっても、この本は絶版になってると思われるので、まずこの本に出会えるかどうか(@@;
もしこの本を持ってたりして、まだ実際に作った事が無いっていう、お菓子を作るのも食べるのも大好きな人は、是非挑戦してみてくださいな(≧∀≦)