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悠々徒然

 徒然なるままに、気まぐれに、パソコンに向かひて、心にうつりゆく由無し事を、
そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそ興に入りけれ・・・!?
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[My本棚]女の子だってRPGしたいんだもん!
「My本棚」第3回はこんな本。

女の子だってRPGしたいんだもん!
『女の子だってRPGしたいんだもん!』
富士見ドラゴンブック
発行:富士見書房
編:冒険企画局
1995年6月30日発行

様々な女性TRPG(テーブルトークRPG)プレイヤーが、女性の視点からのTRPGとの接し方などあれこれを書き綴った一冊。
TRPGを知ってもらってはじめるところから、プレイの雰囲気作り、様々なプレイスタイルなどなど、男性プレイヤーが多いといわれるTRPGの世界にあっての、女性ならではの楽しみ方や苦労話、アドバイスなどが、それぞれの章の著者の視点から書かれている本です。

……いや、アンタは男の子だから……(`・ω・´)

そんなツッコミも聞こえてきそうですが、まぁそう言わずに。
結構いろいろ興味深い内容なんですよー。


で、この本で私が、特に一番お世話になっている箇所があります。

それは「ホームパーティ感覚で」という章。
仲間を招くところからオシャレなプレイ雰囲気作りに凝って楽しもう……というコンセプトの章ですが、この中で紹介されている“パーティレシピ”。

そう。パーティならば、やはり美味しい料理やデザートがあってしかるべき……ということで、いくつかのレシピが紹介されているんですよ!

その中でも特に私のお気に入りが「チーズケーキ」のレシピ。……チーズケーキはチーズケーキでも、ゼラチンで固める“レアチーズケーキ”です!!

こう見えてもお菓子作りが大好きな私は、もう何度もこのレシピで実際に作ってるんですよ(^-^)
結構本格的な、どこかのオシャレなお店に出てきそうな感じの美味しいレアチーズケーキで、かなりのお気に入りです。
自分作って食べるのはもちろん、バレンタインデーやホワイトデーなどに作って、職場や友人・知人にふるまったりもするんです(≧∀≦)




……え?
バレンタインデーは女性から男性へ贈るものじゃないかって??


いやいや、それはあくまでも日本で始まった風習。

チョコレートにこだわるのは日本だけだ……という話は有名ですが、それだけではなく、元々欧米諸国では、男女関係無くプレゼントを贈りあって愛を確かめ合う日なのですよ。
日本では、バレンタインデーを女性から男性への一方通行にしちゃったもんだから、男性から女性へお返しをするために、“ホワイトデー”なんていう日が新たに出来ちゃったわけです(ホワイトデーは日本生まれなのですよ)。


……まぁ、いずれにしても私はそういう風習に縛られないタイプの人間で。


時には風習に便乗したりもしますが、基本的には、特に何でもない日でも気が向いた時に、自分なりのやり方で様々な“もてなし”やプレゼントをします。
“風習だから”という理屈は大キライなので、バレンタインデーなどのような日でも、決してそんな風習にそのまま従ったりはしません。
その日に込められた本来の意味を考えて、自分が相手のためを考えて、自分のやり方で、自分に出来る最大級の心からの贈り物をするというのが、私のポリシー。


型にはまるだけの形式的なセレモニーって、どんなに目出度いことであっても、もちろんその逆でも、心がこもらないし、かえって失礼な事だなぁと……型にはまることを要求する方も、型に乗っかっていれば良いと思う方も、失礼に感じるわけですよ。

少なくとも私はそう思うので、自分に対してそうされることは拒みますし、他人に対してそうする事もありません(`・ω・´)
古くからの神仏を崇めるような、現在でもその精神を色濃く残すような……参加者もその精神を意識しているような式典なら良いですが、誰が始めたかも知れない、いわれも精神も何も無い単なる形式的な風習や式典には、いっさい従わないし参加しない主義を通しております。

形式化は、そこに本来込められるはすの心を失う第一歩。
形式化によってあらゆる物事は、元々その形式に込められていた本来の意味を見失い、ただ手順としての形式を辿って満足するだけの、浅く薄っぺらなモノになってしまうのです。
それは現在にすっかり形式化して根付いてしまっている冠婚葬祭の風習や、芸道武道の作法などを見るにつけ明らか。

形式化したモノに、それ以上の発展はありません。
形式化は更なる新たな形式化を招くだけで、そうやって新しく作られた形式でも、さも古くからのものであるかのような錯覚に陥って、形式を辿る事に一生懸命になるのです。

そこに込められた精神を失ってしまっているのですから、発展のしようもありません。
形式に込められていた本来の意味に気付いた時に、形式化から脱し、さらに発展することが出来るようになるのです。

たとえば宗教の歴史でも、俳句の歴史でも、とにかく何に関してでも、人類が繰り返してきた歴史が、形式を辿るだけでは本来の精神に立つことが出来ないという事を証明しています。
同時に、形式化から脱して、新たな道を切り開いた事業や人物が、優れた功績として現代にまで語り継がれているのです。

……ただ残念な事に、人類はその新たな優れた功績さえも、すぐに形式化してしまうのです。これもまた、歴史が語る真実。
それは、精神を理解できない者が、形式を辿る事によってその精神を理解しようとするからでもあり、また、精神を理解しようとしない者が、形式を辿るだけで満足してしまうからでもあります。


私自身の言葉ですが、「どうしていれば良いのかではなく、どうするのが良いのかを考えろ」という言葉を、時々あちらこちらで機会がある度に言っています……微妙な違いですが、大きな違いです。

そして、かの松尾芭蕉も、こう言っています。

「古人の跡をもとめず、古人のもとめたる所をもとめよ」……と。



……閑話休題(^^;



ホント美味しいレアチーズケーキなので、お菓子作りの好きな方は、是非参考にしてみてくださいね(^-^)
……とはいっても、この本は絶版になってると思われるので、まずこの本に出会えるかどうか(@@;

もしこの本を持ってたりして、まだ実際に作った事が無いっていう、お菓子を作るのも食べるのも大好きな人は、是非挑戦してみてくださいな(≧∀≦)
| 有谷まほろ | My本棚 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
[My本棚]ロードス島戦記
導入を第0回、前回の『放課後奇譚RPG』を第1回とするならば、今回は第2回。
私の本棚にある本(とりあえず文庫本)を紹介する『My本棚』のコーナーです。
(バックナンバーは、「My本棚」のカテゴリからどうぞ〜)

……前回、いきなりマニアックなところからスタートしちゃいましたが、やっぱりコレをやっておかなきゃ!

ということで、私にとっての色々な意味での原点!
今回は『ロードス島戦記』のシリーズです。

『ロードス島戦記』シリーズ

……冊数があまりに多いので、個々のタイトルは割愛(´・ω・`)
写真は、小説の第1巻と、TRPGリプレイの第2巻です。

小説の第1巻は、よく見ていただくと、まだスニーカー文庫になる以前の代物である事が分かっていただけるかと思います。
それでも、版数でいえば、第18版。初版から2年程が経過した頃のものですね。
どれだけ読んだのかは、表紙カバーの傷み具合から分かっていただけるでしょうか?

そして、リプレイの2巻は、私にとって初めて触れたロードス。
中学校2年生の修学旅行だったかの時に、友人が持ってきていたこの本をチラッと読ませてもらったのが、そもそもの始まり。
今から思えば、このタイミングっていうのは、ちょうどこのリプレイ2巻が発行されたばかりの時だったのです。

……それ以前にも、TRPGのロードス島戦記(いわゆる「コンパニオン」)で遊んではいたんですが、ロードス島戦記のストーリーやらキャラクターやらはまったく知らずに、ただ、ファンタジー世界のTRPGという認識だけで遊んでいたんですよ、これが(@@;
そりゃもぅ今から思えば信じられないような話ですよ(´・ω・`)

私のロードスへの入り方はちょっと変わってまして。

まずはリプレイ2巻。
そこから、小説へ行ったんですが、リプレイ2巻の影響から、まず、リプレイ2巻のストーリーにあたる部分である、3巻(「火竜山の魔竜」上巻)をいきなり買ったんですよ、1巻、2巻をとばして(@@;
その後、すぐに続き(下巻)の4巻を買いまして、その後、小説の1巻、2巻、リプレイの1巻と買い足していきました。
当時まだ、小説は4巻、リプレイは2巻までしか出ていませんでしたので、とりあえずはそれで揃ったわけです。

その後、小説やリプレイが次々発行され、英雄戦争・邪神戦争の「戦記」から30年をさかのぼる、魔神戦争の「伝説」や、「戦記」以後の「新・戦記」まで出てきたりと……たぶんそのほとんど(っていうか全部かも)を買い揃えるに至りました(^-^;
本に限らず、CDやビデオ、ゲームなど、もぅとにかくあれやこれやと。

小説の「新・戦記」では、途中からイラストが、出渕裕サマから美樹本晴彦サマへとバトンタッチされまして、その都合で、最初に出渕バージョンが出て、その後に美樹本バージョンと、2タイプが発行された巻がありました。
序章と第1巻……たぶんその二つだと思ってるんですが、あってるかな?
もしかして他にもあったりするのかな??

出渕バージョン&美樹本バージョン
↑上か出渕バージョン、下が美樹本バージョンの、同タイトル2冊。

文章の内容はまったく同じですが、イラスト……表紙はもちろん挿絵も当然異なるわけで、両者を見比べるのも楽しいものです(^-^)
まぁ、買う人はほとんど買ってると思うので、美樹本バージョンと入れ替わりに消えた出渕バージョンも、そんなに貴重というわけでもないと思いますが(^^;


『ロードス島戦記』が無ければ、今の私は間違い無く形成されていません。
もしかしたら、イラストすら描いていなかったかもしれません……
そう考えると運命的でもあり、恐ろしくも感じますね(@@;
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[My本棚]放課後奇譚RPG
私の本棚より、今回はこの1冊。

放課後奇譚RPG
『放課後奇譚RPG』
ログアウト冒険文庫RPG
発行:株式会社アスペクト
著者:ホビー・データ
1994年1月21日発行

テーブルトークRPGのルールブックがいろいろ発行されていた当時、学校の怪談を体験する、というコンセプトから発行されたルールブックです。
ルールブックとは言っても、そのルールは至ってシンプル。簡単気軽に遊べる内容です。
どのぐらいシンプルかというと、ルール自体の説明は実質20ページ程度!!(@@;
……この本の総ページ数の10分の1程度。

じゃぁ、残りの10分の9は何なのかというと。

まずは「サンプルシナリオ」。そのシナリオを使ったリプレイなんかもありまして。
怪談だけあって、短いながらゾクっとするようなストーリーです。

そして「シナリオの作り方」。
まぁつまり、自分で架空の怪談を作っちゃおうってなことで、怪談の“真相”、何が原因で怪奇現象が起こっているのかを、「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「何のために」「どのようにして」、という、いわゆる5W1Hを、サイコロを振って決めていくようなチャートもあったりします。

そして、この本で私がもっとも見出している価値は、資料としての価値。
本の後半を大きく割いて掲載されている「《怪異》30選」です。

様々な霊や、霊的現象、怪奇現象など、怪談によく登場する《怪異》を集めた資料パートです。それぞれ、ゲームでの位置づけと共に、挿絵も交えながらの丁寧な解説がなされています。
さらには「《怪異》を作ってみよう」ということで、シナリオを作る段階でちょうどいいか怪異が思いつかない場合や、プレイ中のゲームマスター(GM)にありがちな、プレイヤーの予想外な行動に対応するために、アドリブで起こす《怪異》のためのチャートまであったりします。

最後には、これもさすが怪談。

怪談の「話法」のアドバイスまであったりとかします。
これって、怪談の要ですよね、確かに。
さらに“あとがき”ともいうべき、著者の「デザイナーズノート」では、“収録されているサンプルシナリオは、実は僕が通っていた学校と、そこで実際にあった怪談を元にして作られている”とか“そのためなのかどうなのか、執筆中に様々な《怪異》に遭遇した”とか書かれていまして……きゃー(>_<;
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[My本棚]ひとまず全体と『徒然草』
「ほぼ日刊イトイ新聞」で、「あのひとの本棚。」っていう、いろんな有名人がオススメの本を5冊ずつ(1日1冊)紹介していくコーナーがあるんですが、それを読んでいて、以前に、mixiの某マイミクさんの日記で、その人の家の本棚を紹介してたことがあって、それが意外と面白かったのを思い出しました。
そのうち自分でもやろうと思ってたんですが、ほぼ日の記事で、それを改めて思い出したわけです。

ということで、シリーズ化して気ままにやっていこうかなと(^-^;

初回なので、まずは全体像を……とはいえ、結構いろんな本を持っていて、本棚がいろいろあるので、文庫本コーナーに、まずは焦点をしぼります。

My本棚・文庫本コーナー
↑クリックしていただくと大きいサイズで見られます。
※スライド本棚を使ってるので、手前のスライド棚が奥の文庫本の棚を半分隠しちゃってますから、半分ずつ撮影して、くっつけた写真です。

中学生時代からいろいろ買い集めた文庫本は、今で言うところのライトノベル方面の本や、テーブルトークRPGの関連書籍がほとんど。
既に絶版になっているであろう本が大半を占めます。

この中から不定期的に、1冊(もしくは1シリーズ)ずつ取り上げてオススメや思い入れを書いていこうかなと思っているわけです。


さて、今回はここに今日加わる事になった……つまり、今日買ってきた本。
『徒然草』を2冊紹介。

まずはこちら。

徒然草 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)
徒然草 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)
角川書店

初心者用に、有名な段(エピソード)を選び、その現代語訳と原文を併記して、さらに図版も交えた解説文も掲載されているという内容。
徒然草の世界を身近に感じながら理解できるような1冊ではないかということで選んで買ってきました。

そしてもう一冊。

新訂 徒然草 (岩波文庫)
新訂 徒然草 (岩波文庫)
吉田 兼好, 西尾 実, 安良岡 康作

1冊目とは異なり、こちらは資料的意味合いが強い本。
現存している徒然草の原文(写本)数冊を、その内容の違いなども踏まえながら、活字に起こしてある本です。
語句解説こそあるものの、現代語訳はありません。
こちらは、第243段までの全文が掲載されています。

     ☆ ----- ☆ ----- ☆

学生時代に、古文の教材としてほとんどの方が触れてきたであろう『徒然草』。
勉強だ……と思って読むと憂鬱になりがちですが、純粋にその内容に触れて読み解くと、実はとっても魅力的な内容なのではないかと思うわけです。

自然や人間、世相を鋭く観察し、その本質を突く……現代にも通じる考え方を、鎌倉時代に既に書き残していた兼好には、共感するところも多く、読み解きが多少ややこしい古文とはいえ、その垣根を越えて、文章に引き込まれていってしまうのです(^-^)


このブログのタイトル『悠々徒然』は、もちろんこの『徒然草』からいただいたもの。
『徒然草』序段の、有名な文章をもじったリード文章からもお分かりいただけるでしょう。
『徒然草』の内容って、こういう現代のブログに書くような文章の内容に通じる部分があるなぁということで付けたタイトルなのです。
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